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​公開日:2022/08/27

2022年8月19日、私たち実行委員取材班は関西大学の演劇ユニット「ダンディ談義」へ取材にいき、団体についてと今回の京都学生演劇祭2022での公演についての意気込みなどを聞いてきた。

​「ダンディ談義」とは

​​ーーよろしくお願いいたします。まず自己紹介をお願いします!

 ダンディ談義の今回『スマートショー』の演出を務めるてつしです。よろしくお願いします!

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​今回の演出:てつしさん

ーーまず団体についてお聞きします。簡単に団体のご紹介をお願いします。

 そうですね。今回の京都学生演劇祭で、旗揚げする団体です。まだ具体的に何をする団体なのかっていうここからきめていきたいと思います。

ーー関西大学演劇研究部『学園座』からユニットを結成されたと伺ったのですが、どうゆう思いで結成されたのですか?

 そうっすね。シンプルな理由としては、劇がやりたかったっていう感じで。コロナ禍で劇をする機会が潰れちゃって、ちょっと劇する場所が欲しいなと思って立ち上げました。

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ーーそれでは今一緒に活動しているメンバーの数を教えていただけますか?

 今、役者が3人。スタッフが僕含めて7人いますね。

ーー全員学園座の方なんですか?

 そうなんですよ~。ちょっと僕がオファーをかけて

ーーなるほど。

​ では、次に劇団名「ダンディ談義」について由来はなんでしょうか?

 そうですね。まず、あのRHYMESTER(ライムスター)っていうラップユニットがあるんすけど、その中の曲の中で、このフレーズが出てきて、曲から取ったっていう感じですね。僕はRHYMESTERがすごい好きなんですけど、RHYMESTERは知恵を使って、そういうヒップホップで生き抜いたみたいなんですよ。僕たちもね、知恵を使っていろんな人から学んで、生き抜いていこうぜみたいな感じですかね。あとまあ語呂が良かったですね。

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ーー今結成されたばっかりのユニットだということですが、一番のこの団体のアピールポイントは何だと思いますか?

 そうっすね今回の作品のアピールポイントにはなってしまうんすけど、今回スマホと連動してドラマが進行していくんですよ。後ろに登場人物のスマホの画面が映されていて、それで劇が進行するストーリーで。あんまりね、そういうスマホの画面と同時に進行するストーリーっていうのは、なかなか目新しいのかなと僕は思うので、なかなか見れないものをお見せできると思います。

ーー学生演劇にしかない良さって何だと思いますか?

 プロの方の方がやっぱ技術力はあると思うんですけど、そうですね、その”ピュアな鼓動”といいましょうか、純粋にお金とか関係なく、むしろ払ってまでやりたいという純粋な思いでみんな演じてくれてる、やってくれてるっていう、この”ピュアな鼓動”をね、ぜひね、見に来てくれれば、良いかなと思います。

ーー学生の身分で演劇をやるに当たって、勉強とかバイトとかの両立ってどうやってされてますか?

 それはもうね、同時進行(笑) まあ上手いことね。コールセンターで今バイトやってるんすけど、それで上手いことシフトをこの稽古前に5時間ぶち込んだり、あと僕は4回生なんで、あまり授業とかはないんで、何とかね、やってます。

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​今回の上演について

ーー今回この演劇祭に参加をしようと思ったきっかけは何だったんですか?

 そうですね。学園座でいうと、もう一つ大きな派生団体「21世紀のキリン」っていう団体があるんですけど、去年に演劇祭に参加しようとしていて、その挑戦している様子を見て、「あっこういうふうに学園座にこだわらずとも自分で劇作ること、表現することってできるんだな」って思って、じゃ僕もやってみようってなって。

ーー今回の演劇祭で楽しみたいことはなんですか?

 そうですね。僕は普段はコメディを書くことが多いんですけど、ちょっとサスペンスというかシリアスな雰囲気の作品に挑戦しているので、そこでね、いかにお客さんをハラハラさせられるのかっていうことをね、僕自身、個人的には楽しみにしてますね。

ーーどんな演劇祭にしたいと思いますか?

 そうですね。やっぱ今回スマホがテーマで。人のスマホってなかなか見る機会がないじゃないですか。自分のスマホしか見ないですよね。『その人のスマホを見て、そしてそのスマホから人間が推測でき、その人間からスマホが映し出される。』そういった劇が表現できればなと思います。ちょっと人のスマホを通して人間を良く知っていただいて、そっから我々はスマホにどう付き合っていくのかっていうことを考えてくれればいいかなと思うんすけど、純粋にハラハラさせたいと思います。

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ーー最後に、お客さんに一言お願いします。

 はい!今回、最高のスタッフと最高のキャストをそろえたと思いますので、ぜひ観に来ていただいて、お客さんの期待を裏切らないような作品にしたいと思います!

​取材を終えて

​ 取材日は3人での稽古であったが、熱心に考え、話し合いをしているようすから、演劇愛がとても伝わってくる取材となった。そして、代表の方が正門まで迎えにきてくれて、また結構会話をしながら取材を進められたのでとても楽しみながら取材をする事ができよかった。

 ダンディ談義の公演はCブロックの2番目で、9/11(日)、9/14(水)、9/18(日)に上演される。

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