KSTF2021
演目紹介
本演劇祭は「ブロック制」を採用しております。1つのブロックは3演目で構成され、ブロックごとにご予約・ご観劇いただけます。今年は5団体とエキシビション4演目が3つのブロック(A・B・C)に分かれて上演します。
(追記:2021/9/1)
京都学生演劇祭2021 Aブロック出場団体 劇団愉快犯 と Bブロック出場団体 21世紀のキリンが参加辞退となりました(詳細はこちらをご確認ください)。
参加辞退
劇団愉快犯(京都大学)
『ハッピーシュガーパラダイス』
Aブロック
演劇企画モザイク(同志社大学)
『大山デブコの犯罪』作 寺山修司
団体紹介
「見てはいけない でも見たい」をコンセプトに、同志社大学の学生を中心として結成した演劇企画。コンプライアンスや既成概念の外側にある世界を見せつける。
作品紹介
「あたしは死んだ⼥です
美しい⾁体を夢⾒ながら裏切られた⼥
⼤⼭デブ⼦はあたしです
これはあたしの復讐の物語です」
CAST
大山デブコ:iOS57666.54
二の女・美少年・チンドン屋:衣織
二の男:すべき山秀
一の男・ミスターニッポン:新京極秋彦
三の男・団長・チンドン屋:タヌ
子供・一の女:とりあえずナマ
魔子:パッションまさのり
為子・チンドン屋:山田世紀末
三の男・魂の刑事:ゆめみがち
STAFF
企画・演出:小倉杏水
演出補佐:セクシーまさのり 山田世紀末
舞台監督:ゆめみがち
会計:セクシーまさのり
舞台美術:信之介
照明:伊藤さくら
衣装:木村美月
小道具:木村美月
音響:村上
制作:村側晃太郎
宣伝美術:山田世紀末
総務:西山
新人:すみかわ
撮影:脇田友
Aブロック
21世紀のキリン(関西大学)
『六人の温度』
参加辞退
Bブロック
賞味期限切れの少女(大阪大学)
『落花』
団体紹介
日常に潜む、些細で、だけどどうしようもなく大きなことについて描きたいと、早川夢が立ち上げた団体。おもに非日常を舞台に、等身大の、痛いだったり、悲しいだったり、愛おしいだったり、を描いている。音と言葉をこよなく愛しています。
作品紹介
指一つ触れることさえも慎重に、丁寧に、決して壊さぬようにって、そっと、感触を確かめる。初めは確かにできていたはずなのに、なのにどうして。触れる面積が増えていくたびに、私の予感は確信に変わっていく。ああ、きっと私はまた、大切になんてできない。
CAST
あたし/ 私:早川夢
STAFF
脚本・演出・出演:早川夢
演出助手・舞台監督:村田瞳子(はちの巣座)
照明:加藤あみ
音響プラン:後藤みゆ(㐧2劇場)
音響オペ:南春輝
宣伝美術:金田真歩
(2枚目の写真)撮影:脇田友
Bブロック
Cブロック
京田辺、演劇ないん会(同志社大学)
『シタイ』
団体紹介
2017年秋から始動した、同志社大学京田辺キャンパスで活動する演劇サークルです。感染対策を徹底しながらコロナに負けずに、活動しています。(常時入会受け付け中!)
作品紹介
おかしいな、何か聞こえた気がする。誰かの、声みたいなのが……イチ、ニ、サン、シ!……シ!シタイ!そう!死体が話すわけないな、声とか、ありえない……
したいことがあっても、死体はできない?いや、そこのあなた、聞こえるよね?私の話、伝えて……!
CAST
ヨウコ:ジョン2世
ナオミ:朝倉
ミレイ:詩音
ミドリ:くまの
オクダ:ますのこ
息子:ツシ
お父さん・医者:あかふく
STAFF
演出・脚本:ぱく
演出補佐:神楽
照明:やまもと
照明補佐:エジリ 小春
音響:日夜子
撮影:脇田友
Cブロック
ZOKEI(京都芸術大学)
『線路の間の花々は旅の迷い風に揺れて』
団体紹介
京都芸術大学パフォーマンス・サークル(2021-) 。演劇や、さまざまなパフォーマンスイベントを分野横断的に実施。
作品紹介
パフォーマンス・サークル「ZOKEI」の処女作。
2021年は、日本における父性の不在をあらためて感じざるを得なくなった年ではないだろうか。だとしたら、われわれは新しい父性を見つけなければいけない。今作はそのための稽古である。
CAST
なお
雪音
STAFF
クリエイション・メンバー:石坂楓 有働岬 鈴木嵩久 鈴木愛深 玉井秀和 村上太基
撮影:脇田友
Cブロック
劇団「根無し荘」(京都芸術大学 他)
『素敵な部屋』
団体紹介
京都芸術大学の文芸表現学科と、代表の住む学生寮の住人を中心に集まった愉快な仲間たちです。メンバーのほとんどが演劇初心者ですが、演劇への愛は人一倍! この一年で培った絆と根性で頑張ります。
作品紹介
訪れると願いが叶うという噂の不思議な部屋。案内人の笹木は、今日も一風変わった客人たちに振り回される。誰もが抱える家への想い、部屋にまつわる過去、家族との思い出……不思議な部屋は、そんな客人たちの心を反映し、かたちを変えていく。
CAST
笹木:笹川瀬一
羽実・見えない少女:山田美羽
悠太:本名尚文
グレーテル:藤嶋聖香
スピリチュアル松下:松尾凜
ホームレスA:森上陽介
ホームレスB:松尾凜
ホームレスC:小西祐輔
STAFF
舞台監督:松尾凛
衣装:山田美羽
音響:大畠隆寛人
照明:榮野川文樺
広報:小西祐輔 屋比久晴菜
音楽制作:岩内美羽
庶務:平岩修弥
撮影:脇田友
エキシビション
エキシビション1「開会式」
演劇祭のはじまりを彩る、オープニングセレモニーを行います。
9/6(月)のAブロック内で実施
CAST・STAFF
演出:向坂達矢
出演:斎藤ひかり
ダンス振り付け:筒井潤(dracom)
クリエイションメンバー:
青倉玲依(LPOCH)
おおいけこうへい(ゆとりユーティリティ)
岡田眞太郎(劇団トム論)
葛川友理(劇団トム論)
沢大洋
山田航大
「開会式」映像アーカイブはこちら
エキシビション
エキシビション2「特別上演」
劇団ハナハトサクラ
『つながりからの研究』
9/7(火),10(金)のBブロック内で上演
団体紹介
この劇団は、当事者研究などを通して仲良くなった烏城旭とつる村ゆうたが、今まで話し合ってきたことを表現するためにできました。社会的立場を超えて様々な人が関わっています。今後は演劇以外の活動もします。ぜひご参加を!
作品紹介
世の中にはきっと「レール」が存在する。それは、進学や就職といったかたちで立ち現れ、ときに私たちに葛藤を与える。「レール」からいったん降りた八木と、「レール」に乗らず歩いてきた花井が出会い、考えあっていく物語。
CAST
八木智大:烏城旭
花井由太:つる村ゆうた
STAFF
演出:山口晃三朗
演出助手:三浦志保美
音響:中村美友 松下奈央
照明:川崎紫花
制作補佐:小寺春翔 三浦志保美
会長岡田推薦文
「演劇祭に出場したい」。今年から学生ではなくなってしまった烏城旭くんが僕に連絡をくれました。「生きづらさ」を考える活動の中で出会った友人とつくる演劇作品が、演劇祭に新しい化学反応を生み出すことを期待しています。
撮影:脇田友
エキシビション
エキシビション3「上映会」
睡眠時間
『◎』(わ)
今回の会場となる「養正」地域を舞台とする演劇作品の上映会を行います。京都学生演劇祭2019にて大賞を受賞。その後、第5回全国学生演劇祭においても大賞を受賞しました。
9/6(月)、9(木)のAブロック内で上映
団体紹介
2018 年、代表である小原 によって起床。当初は一人ユニットとして活動し ていたが、現在は制作と代表の2 名で構成されている。 い切れ味の内的吐 露と、既存の価値 を大 にコラージュし、 客の想像力を呼び起こす演出 が特徴である。「不器用でうまくいかない人を愛してゆきたい」というキャッ チコピーとともに活動している。
作品紹介
京都市左京区田中馬場町一棟の市営住宅。公園、子供がいない。穴底で、女は迷っていた。希望は、救うのだろうか。希望は、生まれるのだろうか。
あの時の絶望を、希望に変える具象劇。
CAST
竹中柚:じろう(劇団ケッペキ)
竹中杏:岩田空
立川トメ:田宮ヨシノリ(stereotype)
後藤庄馬:タクミ(劇団月光斜)
友田東人:立脇魁人(劇団西一風)
STAFF
作・演出:小原藍(睡眠時間)
照明:杉本奈月(N₂)
舞台美術:藤田楓(スピカ)
音響:鈴木邦拡
舞台監督:田宮ヨシノリ(stereotype)
舞台監督補佐:じろう(劇団ケッペキ)
制作:尾松美早都(睡眠時間)、吉田香月(LPOCH)
エキシビション4「ショートショート演劇祭」
概要
1枠3分から! 野外特設舞台で作品を上演いただける方を募り、パフォーマンスをしていただきます!
9月7日(火)Bブロック、9月9日(木)Aブロック、9月10日(金)Bブロックの各18:00~18:45で「ショートショート演劇祭」を開催します。
▼9月7日(火) Bブロック 1演目め
出場者は2名!
斎藤ひかり
『岡田眞太郎の呼号(こごう)feat. 山口浩章 ~京都学生演劇祭2021「開会式」より~』
(演出:向坂達矢)
9/6(月)の「開会式」内で行われた作品をショートショート演劇祭にて披露していただきます。
<斎藤ひかり プロフィール>
京都学生演劇祭2017に蒲団座で出場予定だった。私の稽古出席率が悪いことが発端となって揉め事が起こり、それでも出ることになったが、熱中症になり5日前に降板。そのせいで、団員のみんなは5日間で全然違う話を作り直して出ることになってしまいました。
青倉玲依(LPOCH)
『ぼくの夏休み日記』
2016年、2017年、2018年に京都学生演劇祭に出場された青倉玲依に作品を披露いただきます。京都学生演劇祭2021では「毎日チラシ」や「開会式」でも関わっていただきました。
こんにちは。はじめまして、或いはお久しぶりです。青倉です。学生じゃなくなりましたが、出させていただけることになりました。何をしてもいいとのことだったので、夏休みの日記を今から書こうと思います。よろしくお願いします。
▼9月9日(木) Aブロック 1演目め
脇田友(スピカ)
『ロミオとジュリエット』
2019年に上演し好評を得た一人芝居となります。
上演記録など情報をいただいていますので紹介いたします。
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過去の上演の記録など▶︎https://trickwacky.myportfolio.com/2019-11-spica-2
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感想ツイートまとめ▶︎https://togetter.com/li/1437102
▼9月10日(金) Bブロック 1演目め
出場者は2名(団体)!
小石鴨年
『祖母にまつわる話』
演劇はせずに怖い話をします。場を乱さないので、箸休めにどうぞ。
劇団FAX
『ASHITA』
京都学生演劇祭2021の為に書き下ろした新作短編。
昨年度「E9賞」を受賞した劇団FAXによる圧倒的なスケールで描き出す私とあなたの物語。
STAFF
演出:有働岬
照明:齋藤三知瑠(劇団ケッペキ)
音響:家木優成
脚本:玉井秀和
CAST
土肥希理子 こんじゅり オカモトマサト 藤田大空(劇団ケッペキ) 岩本萌 押切真大(ボヘミアン) 李佳昊(京都芸術大学舞台芸術学科) 川本彩子 玉井秀和
エキシビション