音響ワークショップ | 京都学生演劇祭2022

KSTF2022

音響ワークショップ

「音響ワークショップ」を開催しました。

WSの様子を下にまとめました。

講師：鈴木邦拡さん

参加者：京都学生演劇祭2022参加団体のWS参加希望者

日時：2022年8月6日(土)　17:00～19:00

会場：左京東部いきいき市民活動センター会議室1

　今回の音響ワークショップには、各参加団体の音響や演出の担当者が参加しました。

　まず、音響の仕事は、①プランナー、②オペレーター、③エンジニア、の大きく3つあるという話がありました。その3つのうち、参加団体の音響担当者は自作品の①と②の仕事を行うことになるのですが、音響機材の仕込みなどにあたる③の仕事内容を知っておくと、音響の流れや仕組みが理解しやすくなり、プランやオペレーションにも活きてきます。

　ということで、ミキサー・アンプ・スピーカーといった機材を実際に触りながら、エンジニアの仕事を体験してみました。

　続いては、プランナーの仕事についてのレクチャーです。SE（効果音）、環境音、ME（音楽）という3つの要素からプランニングについて考えていきました。観客の目線に立ちながら、何が必要で、何が必要でないかを判断するのが大事になっていきます。

　最後に、実際の機材やソフトを複数並べて、オペレーションについても体験してみました。

　自団体の作品やリハーサル・本番時を想定した質問も飛び交い、講師の鈴木さんからはその場合の準備や対策を教えていただきました。

　本番まで残すところ約1ヶ月。このWSを経て、各作品の音響がどのように仕上がっていくのか今から楽しみです。