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KSTF2023


京都学生演劇祭2023の贈賞は、大賞・観客賞・審査員賞を設けます。また、その他の賞として、KYOTO EXPERIMENT賞、TOWA賞、参加団体賞、スタッフ賞を設けます。
 

<大賞>

青コン企画(仮)『贋作E.T. の墓』

<観客賞>

青コン企画(仮)『贋作E.T. の墓』

 

得点結果

ひゅーまんシアター 5.86

劇団透明少女 6.15

劇団フォークロア 5.36

青コン企画(仮) 8.50

演劇ユニット日光浴 5.95

らせんの目 7.52

<審査員賞>

らせんの目『密度の実験』

青コン企画(仮)『贋作E.T. の墓』

審査員講評はコチラ

<KYOTO EXPERIMENT賞>

らせんの目

 

<TOWA賞>

青コン企画(仮)

 

<参加団体賞>

青コン企画(仮)

 

推薦理由はコチラ

 

<スタッフ賞>

舞台監督賞:劇団フォークロア

照明賞:劇団フォークロア

音響賞:青コン企画(仮)

各賞の紹介


<大賞(1団体)>
観客賞と審査員賞の結果により賞を決定。審査員賞を受賞した団体の中で、観客採点が一番高い団体を大賞とする
副賞:第9
回全国学生演劇祭への出場権
※ 第9回全国学生演劇祭は2023年3月中旬に愛媛県新居浜市にて開催予定です。出場する場合、一定の旅費補填があります。
(全国学生演劇祭:http://jstf.jp

<観客賞(1団体)>
観客投票によって選出(10点満点)。
合計得点を投票数で割った平均点で順位を決定する。

※ ブロック内の上演全てを観た来場者のみに投票権を限る。
※ 観客投票のすべての順位および平均得点を、後日公式ウェブサイトにて公開する。
※ 観客投票結果が同率だった場合、より集客数が多い団体を上位とする。

 

<審査員賞(1~3団体)>
審査員の話し合いにより審査員賞にふさわしい団体を選出し決定。
審査基準は、
1.    フェスティバルにおいて演劇を発表することを追求しているかどうか
2.    演劇の役割を考え、それを実践しているか
3.    新たな価値を生み出しているか
4.    他者に発信する力があるか
5.    今この瞬間に命が輝いているか
の5点である。

その他の賞

<KYOTO EXPERIMENT賞>

「従来的な概念に捉われず実験的な創作を試行錯誤しチャレンジした作品及び団体に対する賞」

副賞:KYOTO EXPERIMENT2023 上演演目公演招待

※ 京都学生演劇祭は KYOTO EXPERIMENT(京都国際舞台芸術祭)と様々な連携を行っていくことになりました。

<TOWA賞>

京都学生演劇祭2023に協賛いただいているTOWA株式会社様より与えられる賞。

<参加団体賞(1団体〜)>

各参加団体が、他の参加団体の全作品を鑑賞し、最も優れていると感じた自団体以外の作品を1団体推薦する。その推薦数が最も多い作品に与えられる。

※ 推薦したい団体が無い場合、自団体以外の団体に全て1票が入ることとする。

※ 推薦文を提出すること。提出した推薦文は公開します。

 

<スタッフ賞>

​統括スタッフによる賞(舞台監督、照明、音響)。


 

審査員紹介

沢大洋プロフィール_edited.png

沢大洋​ 氏

京都学生演劇祭のプロデューサーを務めていますが、委員からの思いを受け、また、学生演劇祭がいつ終わりを迎えてもおかしくない過渡期であるという認識から、学生演劇祭の向かう先についてもっと言葉にしていかねばとお受けすることになりました。 学生演劇祭の作品を観てきた数は誰よりも多いと思います。京都だけでなく全国学生演劇祭、そして他の都市の演劇祭も含め、おそらく300作品前後を観てきました。その中で衝撃を受けた作品は1,2作品だったと記憶しています。 今まで体感したことのないような衝撃的な作品を期待しています。そして、私が演劇祭を続けられている理由でもある「出会い」と「成長」を掴んでもらうことも期待しています。 異なる文化が出会う瞬間の目の輝きや、それを糧にして瞬く間に成長していく姿は、私にとって非常に眩しく感じます。 せっかく短い学生期間に学生演劇祭に関わることを選んだのですから、主宰の方はもちろん、スタッフも役者も、ぜひそれぞれが「出会うこと」とそれを糧にして「成長すること」を掴み取って欲しいと思います。実際、それが一番重要なことなのかもしれません。うってつけの機会であると信じています。

 

プロフィール


1983年隠岐の島生まれ。 学生劇団(劇団月光斜TeamBKC)から演劇を始め、京都ロマンポップ在団中、2011年に京都学生演劇祭を立ち上げ。2015年に全国学生演劇祭を立ち上げ。 役者としては『The Stars My Destination/星を継ぐ者』にて、第1回ブリュッセル国際映画祭(BIFF/10-11月期)最優秀主演男優賞、第1回南米賞(South America Awards)最優秀長編主演男優賞など。

審査員ジュリエット.jpg

ジュリエット・礼子・ナップ 氏

団体へ向けた応援コメント 様々な団体の作品を鑑賞するとともに、皆さんとお話したり、交流したりできることを楽しみにしています。 9月までお稽古頑張ってください!

 

プロフィール

1992年福岡生まれ。「KYOTO EXPERIMENT」共同ディレクター。イギリス・オックスフォード大学英語英文学科卒業。2013年にJETプログラムで来日し,静岡の小中学校で英語教師として働く。京都芸術センター,SPAC静岡県舞台芸術センターでインターンやボランティアとして活動したあと,Ryoji Ikeda Studio Kyotoでコミュニケーションマネージャー,音楽及びパフォーマンスのプロジェクトマネジャーを担当。2017年から「KYOTO EXPERIMENT」に所属し,広報とプログラムディレクターのアシスタントを務めた。

撮影:松見拓也

審査員二口.JPG

二口大学​ 氏

この度審査員を承りました京都で舞台俳優をしております二口大学と申します。 私のようなただただ長く芝居をしているだけのポンコツが審査員をさせていただくなど大変烏滸がましいとは思ったのですが、学生さんからのご依頼ということを伺いちょっといやいやかなり嬉しくなって思わず小躍りしてしまいこれまたついついうっかりとお引き受けをさせていただきました。 というのももう随分昔、30年以前になりますが私自身も学生演劇の舞台に立っていた者なのです。ですのできっと皆さんの勇姿をかつての自身に重ねながら拝見することになるのではないかと思っております。ちょっとそら恐ろしい気もするのですが。 まだまだ暑い時期での開催ですね。 きっと舞台上の皆さんの額や身体にはきらめく汗が滲み噴き出し、そしてそれが格闘の末の創作の苦しみや楽しさを現していることでしょう。そしてそして口から飛び出す何万という粘っこい飛沫が皆さんの叫びや呪いや歓喜を吐き出していることでしょう。 それを畏れと期待を持って覚悟して目撃したいと思います。 それでは当日を楽しみにしております。

 

プロフィール

二口大学(ふたくちだいがく)

舞台俳優。劇団このしたやみ、広田ゆうみ+二口大学に参加し全国を旅しロシアやポーランドでも公演を行ってきた。京都役者落語の会のメンバーでもある。

和田portrait2022ver02_byYukiMoriya.jpg

撮影:守屋友樹

和田​ながら 氏

 

この文章を書く前日、自分にしてはかなり珍しいことに、スポーツのテレビ中継を見てずいぶんと夜更かしをしてしまいました。その試合では、自分と同い年の選手と20歳の選手がチャンピオンを争って熾烈なラリーを繰り広げていました。一進一退の、手に汗握る展開。わたしは同い年の選手に肩入れして応援をしていたものの、最後には20歳の選手が押し留めようもない勢いで勝利をさらっていきました。その光景に爽やかさを覚えるのと同時に、20歳に同い年が負けるのはどうにも悔しい、という、あられもなく正直な思いがわきあがりました。 そう、悔しかった。そのせいでちょっと寝付きが悪くなるくらいは。そして、ということはつまり、たぶんわたしは、ひとまわり以上も年齢の離れたみなさんに寝不足になるくらいの悔しい思いをさせられたくってこの京都学生演劇祭の審査員を引き受けたんじゃなかろうか? と、おおいに飛躍も含んだ、しかし奇妙に腑に落ちる、現時点での結論に達しました。 たとえば、こんなに巧みな上演をやってしまうなんて、とか。あるいは、こんなにわけがわからないにもかかわらず異様な説得力をそなえたモノをつくってしまうなんて、とか。なんてったって自分も20代とバチバチにやりあえると思っているからには、そんなことを思わされる作品を見たら悔しいに決まっているし、そして、もっとも悔しい思いにさせられたところがもっとも評価されるべきだと考えます。 めちゃくちゃおもろいものを見て、めちゃくちゃ悔しい思いをしたい。ので、めちゃくちゃ楽しみにしています。

プロフィール

京都造形芸術大学芸術学部映像・舞台芸術学科卒業、同大学大学院芸術研究科修士課程修了。2011年2月に自身のユニット「したため」を立ち上げ、京都を拠点に演出家として活動を始める。主な作品に、作家・多和田葉子の初期作を舞台化した『文字移植』、妊娠・出産を未経験者たちが演じる『擬娩』などがある。美術、写真、音楽、建築など異なる領域のアーティストとも共同作業を行う。2018年より多角的アートスペース・UrBANGUILDのブッキングスタッフ。2019年より地図にまつわるリサーチプロジェクト「わたしたちのフリーハンドなアトラス」始動。NPO法人京都舞台芸術協会理事長。

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